Equity Solution
エクイティ・ソリューション(未上場株式流動化)
WMパートナーズは、非上場・同族企業に関わるオーナー、経営者、従業員、企業株主、金融機関株主、等それぞれの異なる戦略と保有事由の利害を調整し、現金化を必要とする既存株主に流動性を提供し、時間をかけて当該企業に相応しい株主に引き渡していきます。
特に最近は、政策的に保有してきた非上場株式(非上場政策保有株式)につき、その流動化の相談が数多く寄せられています。
エクイティ(株式)は有価証券という形式で譲渡性を与えられたことにより、企業の資本調達に機会がもたらされ、企業の発展に寄与してきました。しかし非上場・同族企業のエクイティオーナーシップは短期や頻繁な譲渡を前提としていません。エクイティを保有するということは、企業のすべてのステークホルダーに対して責任を負担しつつ、企業の持続的な成長を自ら主導していくべき立場であり、そうした立場を譲渡する、またしなければならない時には、多くの経験と専門性が必要になります。
WMパートナーズには弁護士・会計士・証券分析といった経験を有している専門家スタッフがおり、業界のビジネスや特性を深く理解する外部のパートナーと連携して、エクイティオーナーと発行会社及びその経営チームに相応しいソリューションをこれまで10年以上にわたって提供してきています。
投資アプローチ |
①いかなる状況でも、エクイティオーナーに売却の機会を提供します。
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投資額 |
1件当たり50百万円~1,000百万円 出資比率 1%~50%未満 |
投資回収 | 3年~5年後を目処に、株式上場、戦略的なパートナーへの引き継ぎ、リキャップ等により回収 |
ケーススタディ
ケース① Aファンド2号(ファンドGP) 契約満期対応
「あるGPが、運営するファンドにつき満期をむかえることとなったため、残存投資先を全て譲受(現金化)」
⇒WMパートナーズは、別運用者(GP)が運営するファンドが満期をむかえ現金化が必須となった際に、流動化できていなかった複数の投資先につき、譲受を実施。売手(ファンドGP)は、運営するファンドの保有銘柄すべてを現金化し、運営ファンドをクローズすることができた。
ケース② B社 政策保有株式の流動化を実施
「過去の投資時点では一定の目的を有していた政策保有株式につき、その見直し機会と現金化(流動化)を提案」
WMパートナーズは、明確な目的を失っていた保有エクイティを買取実施し、新たな株主へ
・売手は、上場投資有価証券に続き、未上場投資有価証券についてもコーポレートガバナンスコードへの対応方法を模索していた
・集中する株主総会招集通知対応等のコスト削減を達成
・1~5年をかけて、当該企業に相応しい新たなエクイティオーナーに引き渡し(売却)を実施
ケース③ C社 相続によって発生した役員持株会保有株式の流動化と株主政策の立案
「 会社経営チームにとって、相続によって株主となった経営に関与しない創業家、前社長の退任による放出株式に受け皿となった役員持株会、過去にVCに割り当てた株式の解消、などの株主対策が必要。」
WMパートナーズは、将来の株主政策、IPOでも会社売却でもない人的事業承継のためのF/Sを提案。
・銀行融資を受けて組成したで役員持ち株会保有株式を引受け、役員の借入債務保証を解消
・会社次世代幹部を中心に事業計画立案をサポート、特にマーケティングとパートナーシップに注力
・経営不振海外子会社の対策に専門家を投入。