Fund Investment
ファンド・インベストメント(PEファンド持分流動化)
WMパートナーズは、運用開始から数年が経過しているPEファンド持分を、既存出資者(LP)から譲受します。
資産運用・情報収集・新規事業機会探索、様々な目的をもって行うファンドへの出資(投資)ですが、通常10年前後という長期間での運用期間が設定されています。しかしながら、ファンドへの出資後数年が経過すると、投資戦略の変更、取り巻く環境の変化に伴い、別目的に資金を振り向けたい・新しい法制への対応が必要といった流動化ニーズが生じるケースがあります。
こうしたファンド持分の流動化(資金化)を行うのが、WMパートナーズのPEファンド持分流動化(LPセカンダリー)です。
WMパートナーズは、同事業において10年以上の経験を有しフェアなバリューを提示することで、多くのPEファンドの運用会社(GP)やLPから相談を受けつつ、累計で数百のPEファンド持分の取得検討と50を超えるPEファンド持分を譲受取得してきました。またWMパートナーズは独立系であることから、GP等のほか、金融機関、事業会社、個人等様々なLPからの持分取得が可能です。
投資アプローチ |
①目的見直しへの対応
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投資額 | 1件当たりの投資額は原則として30百万円~500百万円 大型案件については、他金融投資家等との共同投資により対応 |
投資回収 | ファンドからの分配により回収、PEファンド持分の売却により回収 |
ケーススタディ
ケース① Aファンド1号(事業会社) 資金創出
「 ある事業会社が、環境変化に伴い生じた別投資機会に対応するため、出資(投資)後5年程度が経過したファンド持分を流動化(現金化)実行」
WMパートナーズは、既存出資者が他ファンドへの出資を希望する中、5年ほど前に情報収集を目的として行われたファンド出資につき、これを買い取ることで資金を提供。売手は、本件ケースによって得た資金にて、他ファンドへの出資を実施。
ケース② Bファンド3号(金融機関) 法制先取対応
「 ある金融機関が、出資時とは異なる法制等への対応が必要となり、出資(投資)後7年程度が経過したファンド持分を流動化(現金化)」
WMパートナーズは、最新の法制変更に伴い売手が流動化を希望する中、7年ほど前に行われたファンド出資につき、買取を実施。売手は、当該売却により、法制変更にスムーズに対応。
ケース③ Cファンド1号(ファンドGP) 引継ファンド組成
「あるGPが、運営するファンドの出資者や期間を再設計したいというニーズを持っており、新規ファンド組成を支援し、既存ファンドから投資先を全て買取実行(現金化)」
WMパートナーズは、別運用者(GP)から、既存運営ファンドにつき出資者や期間を再設計したいという相談を受け、新しい受け皿ファンドを組成したうえで、残存投資先すべてを取得実施。当該GPは、新設計のもと引続きファンド運営を続けることとなった。